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今年のバレンタインデー事情 トレンドの“推しチョコ”とは? 《新潟》

2024年2月11日 20:30
今年のバレンタインデー事情 トレンドの“推しチョコ”とは? 《新潟》

2月14日はバレンタインデー。
県内のバレンタイン定番スポットで、今年のトレンドを取材しました。
2024年のバレンタイン事情は・・・。

■年に一度の大イベント!?

今年のバレンタインに向けて、女性向け雑誌がおこなったアンケートでは、全体のおよそ9割がチョコレートを購入すると答えるほど、いまや年に一度の大イベントになっているバレンタインデー。

新潟でもバレンタインを楽しめる場所のひとつに行ってみると・・・。

〈リポート〉
「チョコレートの祭典「ショコラモード」にやってきました。じっくり見ていたら一日中過ごせそうなほど、種類豊富で素敵なチョコレートが集まっています。お客さんの数もすごいです」

■今年の注目は

「ショコラモード」が行われている新潟伊勢丹です。
バイヤーの淺見圭樹さんに今年のおすすめなどバレンタインデー事情を聞きました。

〈新潟伊勢丹バイヤー 淺見圭樹さん〉
「(おすすめは)トルコの『ナーディル・ギュル』というお店です。こちらで販売されている“バクラヴァ”は、トルコで愛されている伝統菓子となっています」

「バクラヴァ」はオスマン帝国時代、およそ16世紀ごろから食べられているというトルコの伝統菓子で、何層にも重なったパイ生地にナッツをはさみ、甘いシロップで仕上げた香ばしい香りと、濃厚な甘みが特徴です。

〈新潟伊勢丹バイヤー 淺見圭樹さん〉
「その伝統菓子をさらにアレンジし、チョコレートをふんだんに使用した“チョコレート ピスタチオバクラヴァ”が、バレンタイン限定商品となっています」

実はこのお菓子、おすすめの食べ方があるのだそうです。

■トルコのチョコレート

〈新潟伊勢丹バイヤー 淺見圭樹さん〉
「シロップがバクラヴァにはふんだんに入っているので、ひっくり返すとシロップが全体になじみ、味が全体に均一にまとまります。10秒ほどひっくり返すのがおすすめです」

〈リポート〉
「いただきます・・おいしいです!甘み、しっかりありますね。パイ生地のサクサク感も感じられるのですが全体的にはしっとりで、ピスタチオの食感もアクセントになっています」

チョコレートバクラヴァは、通常のバクラヴァに比べて甘さひかえめ。
チョコレートのほろ苦さが加わった、絶妙な味を楽しむことができるといいます。

■まちの人は

一方で今年、誰にチョコレートを渡すのか、まちの人に聞いてみました。

〈街の人〉
「彼氏です。毎年クッキー作っています」

「お母さんに買います」

「友達に渡します。やっぱり『ちいかわ』のうさぎのものを・・私が(ちいかわが)好きだから押し付けます」

「今年は彼氏が和風なものが好きなので、わらびもちを作ろうと思います」

■チョコレートも目的別に

立場によってはどんなチョコレートを渡すのが適切か・・・悩む人もいるようです。
そこで新潟伊勢丹バイヤーの淺見さんに、相手別のおすすめチョコレートを聞きました。

〈記者〉
「例えば、いつもお世話になっている職場の上司などに渡す場合、おすすめなどはありますか?」

〈新潟伊勢丹バイヤー 淺見圭樹さん〉
「(例えば)『ピエール・マルコリーニ』。私も非常に好きなショコラティエなのですが、カカオ豆からしっかりと厳選しているので、こだわりのあるチョコレート好きな方にはぴったりだと思います」

箱のエレガントさや高級感にこだわって選ぶのもおすすめだということです。

友達や家族に贈りたいというおすすめの1つが『オードリー』。
ことしショコラモード初出店の人気店です。

そして本命チョコは『ジャン=ポール・エヴァン』などの有名ブランド。
「ハート形のチョコレートが入っていると、相手の心をつかむきっかけになるかも・・・」とのことでした。

■トレンド急上昇の「推しチョコ」とは

バレンタインの贈り先に急上昇してきた注目のニュートレンドが「推しチョコ」です。
「推しチョコ」とは、好きなアイドルやキャラクターなど、“推し”をイメージしたチョコレートのことをいいます。

そんな「推しチョコ」を探しに向かったのは、新潟市中央区のビルボードプレイスにあるチョコレート専門店『リンツ ショコラ ブティック&カフェ』。

〈リポート〉
「チョコレートを好きなように詰め合わせて、オリジナルチョコレートを作れることがポイントです」

■推しチョコ

こちらのお店では、40種類以上のチョコレートを好きなように組み合わせて購入できるサービスがおこなわれているのですが・・・。
今年は全8種類の色のリボンがついた袋が新登場!

「推しチョコ」作りの要は色!ということで、チョコレートの包み紙の色や袋の色を組み合わせて、自分なりの「推しチョコ」を作ることができます。

使い終わった袋は、缶バッジやぬいぐるみを入れて、“推し活”にも使えます。
こちらのサービスは、チョコレートのグラム数で値段が決まります。

今回は15個のチョコレートの重さと袋の値段を足して、合計2,145円になりました。
「推しチョコ」は、あげる相手を想いながら作る楽しみもできそうです。

■日頃の感謝を伝えるタイミングにも

今年のバレンタインチョコレートの贈り先を尋ねた調査によると、家族が最も多く、次いでパートナー、友達、お世話になった人という順に多くなっています。

家族で楽しむという人も多いバレンタインデー。
日頃の感謝を伝えるタイミングとしても活用されているようです。