×

能登半島地震で液状化被害の「鳥屋野球場」  新潟市は移転を断念し現在の場所で建て替え方針 《新潟》

2024年12月5日 11:36
能登半島地震で液状化被害の「鳥屋野球場」  新潟市は移転を断念し現在の場所で建て替え方針 《新潟》

能登半島地震で被災した新潟市の鳥屋野運動公園野球場について、市は現在の場所で建て替える方針を示しました。

新潟市中央区の「鳥屋野球場」は、元日の地震で液状化現象が発生し建物やグラウンドなどに大きな被害を受けました。

設立から60年余りが経過し、新潟市は地震の前から老朽化を理由に建て替える方針を決めていて、有識者会議を開き議論を交わしてきました。

そして、ハードオフエコスタジアムや新潟市民病院がある新潟市の鳥屋野潟南部に場所を移し、建て替えを進めることが望ましいとの提言書がまとめられていました。

こうした中、3日、12月市議会に先立ち開かれた全員協議会で新潟市の中原八一市長は移転を断念し現在の場所で建て替える方針だと説明しました。

インフラ整備にかかる費用や周辺に与える渋滞の影響などを重視したということです。

今後は、球場の規模や駐車場不足の課題解消など議論を続け建て替えを目指していくということです。

最終更新日:2024年12月5日 11:36