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佐渡に吉報は 「佐渡島の金山」世界遺産登録へ膨らむ地元の期待 近づく“運命のとき” 「喜びを分かち合いたい」《新潟》

2024年7月26日 19:34
佐渡に吉報は 「佐渡島の金山」世界遺産登録へ膨らむ地元の期待 近づく“運命のとき” 「喜びを分かち合いたい」《新潟》

「登録」の吉報を待つ佐渡市では世界遺産委員会のパブリックビューイングに向けた準備が進められています。近づく“運命のとき”…地元の期待は膨らんでいます。

台車で運ばれてきた大きな箱。

Q)何が入っているんですか
「くす玉です」

中に入っていたのは金色の大きな“くす玉”です。世界遺産登録を期待し、準備しました。


インドで開かれている「世界遺産委員会」では7月26日から世界遺産登録をめぐる審議が始まっていて、「佐渡島の金山」については27日に審議される予定です。

長年、佐渡島の金山の世界遺産登録を目指してきた地元にとっては“運命の瞬間”。

相川地区には27日、関係者が集まり、インドでの審議を見守るパブリックビューイングを行います。

これまで懸念を示していた韓国政府が、一転して登録を容認する方針を明らかにしたことで、地元でも世界遺産登録へさらなる期待の声が上がっています。

〈佐渡を世界遺産にする会 中野洸会長〉
「(世界遺産登録を)言いだしてから30年近くかかったわけですよね。私自身は(世界遺産へ)決定は確定だと思っていますし、いま大きな喜びでいっぱいですね」

〈佐渡を世界遺産にする会 萩野正作さん〉
「(パブリックビューイングは)楽しく見たいと思っていますが、今までが今まででしたから、緊張しながら、地域の方と一緒に喜びを分かち合いたい」

佐渡に吉報は届くのか…

長年待ち続けた地元では固唾をのんで運命の瞬間を見守ります。