【特集】隣の車にドアがぶつかる「ドアパンチ」 泣き寝入り…でも修理は高額 被害の実態と対処法とは? 《新潟》

強風時に駐車場などで隣の車のドアが自分の車のドアにぶつかり傷がつく「ドアパンチ」が相次いで発生しています。誰しもが被害者、加害者になりうる「ドアパンチ」。被害の実態と対処法を取材しました。
「ドアパンチ」という言葉を知っていますか?
まちの人
「ドアパンチ…車のドア、開けた時、ぶつけられちゃうやつでしょ」
「風が強い日とか、わざとじゃなくても不可抗力で。子どもに気を付けてねとは言う」
隣の車にドアがぶつかる「ドアパンチ」
「ドアパンチ」とは、車のドアを開けた拍子に、隣の車にぶつけてしまうことをいいます。
特に、ドア開けようとしたときの強風で…。
強風で、ドアを押さえられず…
強風でドアを押さえられず全開に…。
新潟県に住んでいると、こうした経験をしたという人は多いかもしれません。
「ドアパンチ」による凹みキズ。街でも被害に遭ったことがあるという声が…。
「相手がわからず、嫌な気持ちになる」
過去に被害に遭った人
「(修理代は)数万円はしたと思う。自分でやったものじゃないので、余計になんでこんな金払わなきゃいけないんだろう」
過去に被害に遭った人
「(相手が誰か)わからなかったですね。嫌な気持ちにはなります」
「車、新車で買ってまだ1か月ちょっとしか経っていなかったので、すごくショックでした」
こう話すのは、「ドアパンチ」の被害に遭った妙高市に住む男性です。店から出て、駐車場に停めてあった車に乗り込もうとしたところでした。
被害に遭った妙高市の男性
「ここら辺がへこんで、サッとキズで、後ろにもキズと凹みがあって、2か所あったんですよね。警察いわく、2台にやられているようだと」
車にはドライブレコーダーがありましたが、エンジンを切っていたため、録画はされず、被害の瞬間を捉えることはできませんでした。
相手は特定できず、泣き寝入りしてしまったと言います。