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週末まで居座る“強烈寒波” 19日が大雪のピークか 山沿いで警報級のおそれも 強い冬型影響続く 《新潟》

2025年2月18日 19:35
週末まで居座る“強烈寒波” 19日が大雪のピークか 山沿いで警報級のおそれも 強い冬型影響続く 《新潟》

強い寒気が流れ込んでいる影響で県内は山沿いを中心に大雪となっています。大雪は19日にかけてピークとなりますが、強い冬型は週末まで続く見込みで引き続き、警戒が必要です。

18日朝の妙高市。住民が連日の雪かきや雪下ろしに追われていました。

〈住民〉
「上は軽いんですけど真ん中がもう固いです」
Q)これまで屋根の雪下ろしは?
「(今シーズン)3回目」

〈住民〉
「構わないでおこうかと思ったけど出入りができないから。もう寝ていられない」

強い冬型の影響で上越・中越の山沿いを中心に大雪となっている県内。津南町では積雪が3メートルを超えました。19日午後6時までの24時間降雪量は山沿いで最大70センチ、平地で最大30センチと予想されています。

18日朝の佐渡市。強い風と雪の影響で視界が悪くなり、カーブの先が見えづらくなっていました。弾崎では最大瞬間風速24.4メートルを観測しました。

雪の影響で事故も起きています。頭が対向車線を向いたトレーラー。街灯は根元から折れ曲がっています。新潟市中央区ではトレーラーによる単独事故がありました。警察によりますと、18日午前5時半ごろ、トレーラーの運転手から「中央分離帯に乗り上げて道路をふさいでしまった」と通報がありました。当時、路面は凍結していて運転手は「スリップした」と話しているということです。

県内は19日にかけてが大雪のピークと見込まれますが、その後も強い冬型が続く影響で山沿いを中心に警報級の大雪となるおそれがあります。気象台は大雪による交通障害に注意・警戒を、ふぶきによる視界の悪化や路面の凍結などにも注意を呼びかけています。

最終更新日:2025年2月18日 19:35