男女2人組が訪問「液状化現象による汚泥の処理をする 費用は4万円から5万円程度」などと言い 高齢女性が20万円請求される 震災に便乗した悪徳商法に注意を《新潟》
新潟市西区では5日、液状化現象による泥の処理に20万円を請求されたとして住民から警察に相談がありました。
被害にあったのは新潟市西区に住む高齢女性です。
警察によりますと4日、高齢女性の家に30代から40代くらいの私服を着た男女2人組が訪れ、「液状化による汚泥の処理をする。費用は4、5万円程度」と持ちかけました。
高齢女性が応じ、泥を処理する作業は行われたといいますが、その後2人が強い口調で「費用は20万円だ。領収書は出せない」と主張。高齢女性はやむなく20万円を支払ったということです。
作業を行った男女2人組は県外ナンバーの車を使用していたといいます。
新潟西警察署管内では、去年、屋根の修理を名目とした悪質な屋根点検商法による被害があり警察が捜査しています。震災に便乗して汚泥処理や、点検修理などの名目で悪徳商法による被害が出る可能性があるとして、警察が注意を呼び掛けています。
警察は見知らぬ業者が訪ねてきても安易に契約しないように注意し、不安な時は警察へ通報してほしいとしています。