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新生・樹森アルビ 開幕戦で魅せた“新スタイル” アウェーに約7000人の新潟サポーター アルビレックス新潟

2025年2月17日 20:10
新生・樹森アルビ 開幕戦で魅せた“新スタイル” アウェーに約7000人の新潟サポーター アルビレックス新潟

明治安田J1リーグ、アルビレックス新潟は樹森監督を迎えての新シーズンです。新潟の新たなスタイルが光る開幕戦となりました。

5週間にわたるキャンプを経て迎えた2025シーズンの開幕戦。アウェー会場の日産スタジアムには約7000人の新潟サポーターが訪れました。

〈新潟サポーター〉
「普段から一緒に熱く応援している仲間です。選手も大幅に変わって監督も変わって本当に新生アルビという形ですが本当にワクワクしています。楽しみです」
Q)選手たちに求めるプレーは?
「ゴール!ゴール!ゴール!それです。アイシテルニイガタ!」

〈新潟サポーター〉
「新潟史上最高へ!」
「頑張れ!アルビ!」

今シーズンから指揮をとる樹森大介監督。どんなサッカーを表現するのか。昨シーズンから14人が入れ替わった選手の起用にも注目が集まりました。

(リポート)
「樹森アルビの初陣はこの11人でスタートします。去年までを知る10人のフィールドプレーヤーとゴールマウスを守るのは3年ぶりに復帰の藤田和輝選手です」

先発には今季から副キャプテンの宮本や3年連続の開幕戦ゴールが期待される谷口などが名を連ねました。新潟史上最高へ。新生アルビの初戦が始まりました。

―キックオフ

序盤からアルビの目指すサッカーが光ります。それは相手に襲い掛かる”強いプレス”です。長谷川や谷口が前線から相手に詰め寄りボールを奪おうと狙います。

前半13分には左サイドバックの橋本から谷口、落として長谷川!新潟がこの試合最初のシュートを放つと、前半26分、左サイドバック橋本が前線へ長いボールを送りDFラインの裏へ抜け出した太田!”縦に速い攻撃”から生まれた待望の今季初ゴール!キャンプから取り組んできた戦術がはまり樹森監督も喜びを爆発させます。

〈アルビレックス新潟 太田修介選手〉
「ファーストタッチを決めて外側にボールが流れたのでファー(遠い方)に転がせば絶対に入る自信があったのでその通りになった。新しいチームになってずっとキャンプから取り組んでいたところはすごく表現できた」

1点リードで試合を折り返すと…

後半10分には左サイドから仕掛けてこぼれたところに長谷川!さらに舞行龍の長いパスに奥村が抜け出すと自らシュート!こぼれ球にすぐさま谷口!一度はクリアされますがすぐにボールを奪い返し先制点を決めた太田が1人かわしてシュート!樹森監督が求める素早い攻守の切り替えが光ります。

しかし後半30分、ゴール前で宮本がファウルの判定をうけ相手にPKを与えます。ゴールを守るのは新潟市出身の守護神・藤田。コースは読んでいましたが止めることができず同点に追いつかれます。

その後も攻め続けますが勝ち越しゴールは生まれず、新生アルビの初陣は引き分けとなりました。

〈アルビレックス新潟 樹森大介監督〉
「初戦ということで緊張感があるなか、選手たちはキャンプで準備してきたことをしっかりやってくれたなと。開幕戦で新潟から本当に多くの方が来てくれたので最後きつい状態になったときでも彼ら(サポーター)の声援によって耐えることができた。本来は一緒に勝ち点3を喜ばなければならないが次節に必ずとっておきたい」

〈アルビレックス新潟 橋本健人選手〉
「『これで自分たちが成長できる』と『これで勝っていける』と掴めたと思うのでどうやったら勝ち点3にできるかをもっともっと突き詰めてやらなければいけないがすごくいい感触は得られたと思う」

最終更新日:2025年2月17日 20:10