大分大学の教授などによる「ピロリ菌」の論文 国際学術誌“Nature”に掲載
大分大学の教授などによるピロリ菌についての論文が世界的な国際学術誌に掲載されました。
大分大学医学部の山岡吉生教授などによる論文が掲載されたのは国際学術誌「Nature」です。
山岡教授のチームは胃がんなどを引き起こすピロリ菌について研究していて今回の論文は世界各国で収集した約7000株を調査した結果をまとめたものです。
遺伝子が変異した新種のピロリ菌を発見し、今後詳細に解析を行えば胃がんなどを引き起こす原因物質を特定できる可能性があるということです。
◆大分大学医学部環境・予防医学講座山岡吉生教授(副学長)
「がんになるような病原性因子が見つかるかもしれない。より一歩進むんじゃないか」
山岡教授の研究チームは胃がんを防ぐ方法などについても研究を進めていくということです。
最終更新日:2024年10月30日 18:40