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「邪魔だ」と言われる、タクシー代要求…全国的に相次ぐドライバーへの“カスハラ” 大分市で対策検討会議

2025年1月21日 17:31
「邪魔だ」と言われる、タクシー代要求…全国的に相次ぐドライバーへの“カスハラ” 大分市で対策検討会議

交通機関や配送業者などのドライバーに対するカスタマーハラスメントへの対策を検討する会議が大分県大分市で開かれました。

この会議は、客からの不当な迷惑行為、カスタマーハラスメント、いわゆるカスハラからドライバーを守ろうと国土交通省の大分運輸支局が主催しました。

会議には、県バス協会や大分労働局などが参加し業界団体と行政機関がいかに連携してカスハラに対応していくか話し合われました。

大分運輸支局によりますと、渋滞でバスが遅れた際にタクシー代を要求されたり、法定速度で走るトラックに対して「邪魔だ」と理不尽なことを言われたりするなど、ドライバーへのカスハラが全国的に相次いでいるそうです。

大分運輸支局は「カスハラはドライバー不足を深刻化させる原因となる。安心してドライバーという職業を選んでもらえるようにしていきたい」と話し、カスハラへの対応をまとめた基本方針を策定する方針です。

最終更新日:2025年1月21日 17:31
    テレビ大分