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園児が交通安全体操を披露 夏の交通安全やまびこ運動 安曇野市で89歳女性が車にはねられ死亡 事故防止呼び掛け

2024年7月11日 20:10
園児が交通安全体操を披露 夏の交通安全やまびこ運動 安曇野市で89歳女性が車にはねられ死亡 事故防止呼び掛け

「自転車のみなさーん!みんなで、つけようヘルメットを~」
「ドライバーのみなさーん!早めの点灯、ハイビーム~」

松本市のさくら保育園の年長園児たちが元気いっぱいに踊ったのは交通安全と電話でお金詐欺被害の防止を呼び掛ける体操。演奏は作詞・作曲を務めた県内出身のタレントでピアニストの永藤まなさん=通称・まなまるさんです。

11日から始まった「夏の交通安全やまびこ運動」に合わせて初めて披露しました。

まなまるさんは得意の人気アニメキャラクターの声まねを披露し、園児たちの心をつかんでいました。

園児は
「”自転車のみなさーん”が楽しかった」
園児は
「かっこよく踊れた」
園児は
「信号をよく見て交通ルールを守りたい」

下伊那郡売木村ではドライバーに向け、交通安全の啓発活動が行われました。

県内では今年、交通事故で25人が死亡しています。このうち、南信地域では8人が亡くなっています。

11日午前9時すぎには安曇野市豊科の県道を歩いて横断していた近くに住む吉野和子さん89歳が左から来た普通乗用車にはねられました。吉野さんは頭を強く打ち、松本市内の病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。

阿南警察署 秋山誠司署長
「阿南地区のスローガン、信濃路は人も車も譲り合いという、いわゆる譲り合いの精神、お互いに思いやる気持ちを人も車も持っていただければ」

警察は、夏休みで外出が増えるこれからの時期、横断歩道ではドライバーは歩行者優先の意識を持つことなどを呼び掛けています。