高速道路 岡谷ジャンクション周辺のリニューアル工事の渋滞で交通事故多発 警察が注意呼び掛け 5か月間で63件の事故 減速し前をしっかり見て!
高速道路の岡谷ジャンクション周辺のリニューアル工事に伴い渋滞が発生し、交通事故が多発しています。
これを受け、警察や道路管理者などがけさ、注意喚起を実施。ポイントは、スピード落として、前方注意です!
「追突事故がすごくいっぱいあるので、気を付けていただければと思います」
8日午前7時半。高速道路を管理する「中日本高速道路」と県警高速隊のおよそ10人が行った啓発活動。
長野自動車道・上りの「梓川サービスエリア」でドライバーたちにチラシなどを配りました。
その理由というのが…
大和洋介記者
「みどり湖のパーキングの過ぎたあたり、事故の注意を促す表示があります。午前8時半を過ぎたところです。 岡谷ジャンクションに向かう渋滞の列が見えてきました。ここからおよそ3キロ渋滞が続いているといいます」
中日本高速道路松本・保全サービスセンター高橋博明副所長
「橋りょうの補修をやっております。どうしても冬の塩害・凍害でだいぶ橋りょうが傷んでいるので、それを直して、長く利用できるような工事をしている」
今年5月から岡谷ジャンクション周辺で続くリニューアル工事。
いま、この工事に伴う渋滞が起きていて、交通事故が多発しています。
(※過去の事故)岡谷ジャンクションへ向かう上下線では、先月30日までの5か月間で「63件」の交通事故が起きていて、このうち「15件」が人身事故です。
大半が「車の追突」で、8月に起きた事故では、男性1人が亡くなっています。
ドライバーは
「急に止まるので(危険)」「車間と車線変更は気を付けている」
「なんかあったらすぐよけたり、速度落としたりできるように走っている」
県警高速隊今溝 隆 隊長補佐
「あらかじめ50キロ規制が目に入ってくると思います。50キロ規制がかかっていれば、スピードを落としていただく、それからしっかり前を見て安全運転に心がけていただくというところで走っていただきたい」
工事は途中、休止期間をはさみながら2029年まで続く予定です。
県警高速隊は、ドライバーにスピードを落として前をしっかり見て運転するよう呼び掛けています。