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10年前の男子中学生死亡事故…最高裁の「ひき逃げ」判決を両親が墓前に報告【長野】

2025年2月15日 17:05
10年前の男子中学生死亡事故…最高裁の「ひき逃げ」判決を両親が墓前に報告【長野】

10年前、佐久市で男子中学生が車にはねられ死亡した事故で、運転していた男に対するひき逃げの罪を最高裁が認めたことを受けて、両親が墓前に報告しました。

亡くなった和田樹生さん(当時15歳)の両親は、最高裁の判決後初めて長野市内の墓を訪れ、墓前に報告しました。

樹生さんの母 和田真理さん
「加害者の更生と、道路交通社会の安全、娘たち(樹生さんの妹 )の心の回復に、今回の判決が 繋がるよう見守ってほしいということを伝えました」

裁判では、飲酒運転していた男が事故後、樹生さんを発見するより前に、コンビニに立ち寄り口臭防止用品を購入していた点が、「ひき逃げ」に当たるかが争点でした。最高裁は今月7日、救護義務に違反したと認め、二審の無罪判決を破棄。これにより一審の実刑判決が確定します。

最終更新日:2025年2月15日 18:07