不倫が発覚した年の8月 娘が母親に漏らした言葉「死ぬかと思った。首を絞められた」 妻の母親が証言台に「「許せない。(犯人に)同じ苦しみを味わわせたい。極刑にしてほしい」【元県議の妻殺害事件】
3年前、塩尻市で妻を殺害した罪に問われている元県議会議員の男の裁判員裁判で、28日、被害者の母親が証言台に立ち、犯人に対して「許せない。極刑にしてほしい」と胸の内を語りました。
2021年9月、塩尻市で丸山希美さん当時47歳が首を絞められて殺害された事件。
殺人の罪に問われているのは塩尻市の元県議会議員で夫の丸山大輔被告・50歳です。
現在、法廷で争われているのは立証テーマの2つ目、殺害の「動機」についてです。
28日、証人尋問で出廷したのは希美さんの母親です。
2016年に丸山被告の不倫が発覚。
その年の8月、希美さんが母に漏らしたのは、「死ぬかと思った。首を絞められた」というものでした。
そして検察側から犯人に対する思いを聞かれると、「許せない。(犯人に)同じ苦しみを味わわせたい。極刑にしてほしい」と涙声で話しました。
29日は、この「動機」のテーマの論告と弁論が予定されています。