スペイン東部で大雨による洪水、95人死亡
スペイン東部などで29日、大雨による洪水が発生し、これまでに少なくとも95人が死亡しました。
スペイン東部バレンシア州や南部アンダルシア州などで29日、大雨による洪水が発生し、ロイター通信によりますと、少なくとも95人が死亡しました。
バレンシア州の一部のエリアでは、8時間のうちに1年分を超える降水量が確認されたということです。
浸水被害が出た後に避難警報が出され、地元当局の対応が遅れたとの見方も出ています。
多くの家屋が浸水したほか、イギリスのBBCは、およそ15万世帯が停電していると伝えています。
被災地には軍の兵士1000人以上が派遣されていますが、道路が寸断されるなどして、たどり着いていない地域もあるということです。
30日も雨は降り続いていて、被害がさらに拡大する恐れもあります。