スペイン東部などで洪水 少なくとも64人死亡
スペイン東部などで29日、大雨による洪水が発生し、これまでに少なくとも64人が死亡しました。
スペイン東部バレンシア州や南部アンダルシア州などでは29日、大雨による洪水が発生し、ロイター通信によりますと少なくとも64人が死亡しました。
バレンシア州の一部のエリアでは、8時間のうちに1年分を超える降水量が確認されたということです。浸水被害がでたあとに避難警報が出され、地元当局の対応が遅れたとの見方もでています。
多くの家屋が浸水したほか、イギリスのBBCはおよそ15万世帯が停電していると伝えています。
被災地には軍の兵士1000人以上が派遣されていますが、道路が寸断されるなどしてたどり着いていない地域もあるということです。
30日も雨は降り続いていて、被害がさらに拡大する恐れもあります。