アネックスカワトク8月で閉店へ 買い物客から惜しむ声 岩手・盛岡市
盛岡市にあるショッピングセンター・アネックスカワトクが、ことし8月で閉店することになりました。かつて衣料品大手ユニクロが県内初出店して話題になった大型店で、閉店が決まり、買い物客からは惜しむ声があがっています。
記者「老舗デパート・カワトクが郊外型店舗としてオープンさせたアネックスカワトク。ことし夏、35年ほどの歴史に幕を下ろすことになりました」
アネックスカワトクには、食品や飲食、ファッションなど、現在およそ40のテナントが入っています。
経営するカワトクによると、ことし8月での閉店を決めたということで、買い物客からは惜しむ声が聞かれました。
市内松園地区の人「(Q・8月で閉店だが?)困るなあ、そうなの?(Q・よく利用する?)そう、ほとんどここ」
買い物客「寂しいよね」「昔からここだから…寂しい」
太田地区から来た人「寂しい」「のんびり買ったりしていた」
こちらは1989年10月にオープンした時の映像です。近くに盛岡三高などがある盛岡市北部の住宅地・緑が丘地区に開店しました。2000年には、衣料品大手のユニクロが県内初出店して大きな話題になったほか、全国展開しているドラッグストアや家電量販店も入るなど、多くの市民に愛されてきました。
テナントに入る業者の一つは、「閉店について説明を受けた。自分の店は好調だったので残念」と、話していました。
アネックスカワトクの閉店は、31日ホームページで正式に発表され、跡地の活用などは今後検討していくということです。