市民から寄付された雑貨や衣類を、格安で販売する「福祉バンク大市」が、盛岡市で始まり、掘り出し物を求めて行列ができました。

　初日の6日は、90人ほどの行列ができました。オープンと同時に、客は一目散におめあてのコーナーに向かいました。

　およそ6万点の商品が並ぶ中、最初に人が殺到したのが、「おもちゃコーナー」です。懐かしのおもちゃや掘り出し物のプラモデルがあり、1分もたたずにカゴにおもちゃのタワーができた人もいました。

　また、多くの人が目を凝らして探していたのが「CDコーナー」です。100円や200円のものが多く、好みの歌手のCDを探し出し、カゴに入れていました。

　商品は、市民から寄付された品を、障がいがある人が工賃をもらって手入れや修繕をしていて、毎日追加されます。福祉バンク大市は、11日火曜日までです。