延岡市の新年度予算案 防災対応などに重点
テレビ宮崎
宮崎県延岡市の新年度一般会計当初予算案が今月14日に発表されました。
予算規模は過去最大で防災などに重点が置かれています。
延岡市の新年度一般会計当初予算案は、711億8100万円で今年度より3.4%増加し、過去最大となっています。
主な新規事業では、消防無線の更新事業におよそ11億6200万円、国スポ・障スポに向け宿泊施設の改修費用の補助事業に3000万円、祝子川地区と市内中心部の中間となる黒岩地区にユネスコエコパークの拠点を作る事業におよそ2713万円などとなっています。
引き続き防災に力を入れ、避難所など21カ所に衛星通信回線を整備する事業におよそ2億2000万円、およそ1万9000人分の1日分の非常食やトイレを確保する事業に1446万円を計上します。
(延岡市 読谷山洋司市長)
「南海トラフ地震が30年以内に80%程度の確率で起きる自然災害も頻発化激甚化している。より様々な事業を展開することで安心安全を確保していく」
予算案は今月21日に開会する延岡市議会に提出されます。
最終更新日:2025年2月17日 12:15