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災害復旧の拠点 県内初「河川防災ステーション」完成

2025年2月19日 18:51
災害復旧の拠点 県内初「河川防災ステーション」完成
テレビ宮崎

洪水被害がたびたび起きている延岡市の五ヶ瀬川沿いに、災害復旧の拠点となる河川防災ステーションが県内で初めて整備されました。

整備されたのは五ヶ瀬川天下地区河川防災ステーションで延岡河川国道事務所が、延岡インターチェンジの近くに、およそ18億6000万円をかけて整備しました。

施設には、排水ポンプ車4台と照明車2台を格納する車庫やヘリポート、それに堤防が決壊した場合の復旧に使われる根固めブロックおよそ2300個が備えられています。また、延岡市も敷地内に1億4000万円をかけて水防センターを整備。会議室やトイレ、シャワーなどがあり、ふだんは防災学習などに使われ、災害時には緊急避難場所や活動拠点として使われます。

このステーションは、南海トラフ巨大地震で後方支援拠点となる西階公園に近いことから、連携して支援活動ができると期待されています。


(延岡河川国道事務所・下村慎一郎技術副所長)
「万が一、川が決壊したときに迅速に対応できることが最大のメリットだと思う」

河川防災ステーションはが4月1日から運用されます。

最終更新日:2025年2月19日 20:45
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