「地元のシンボル」JR日南線伊比井駅 待合所などリニューアル
地域を元気にするシンボルの誕生です。JR日南線伊比井駅の待合所などがリニューアルし、18日、除幕式が行われました。
除幕式には、JR九州宮崎支社の吉村一喜支社長や日南市伊比井地区の自治会長など5人が出席。完成を祝いました。
老朽化に伴い、リニーュアルされた待合所や駅名標は、サーフスポットとして有名な伊比井地区の海をイメージしたデザインとなっていて、駅名標の砂浜の足跡は、日南線を表現しています。
また、ホームにある待合所には、背もたれにサーフボードをデザインしたベンチが登場。撮影スポットとしても楽しめます。
(JR九州 吉村一喜宮崎支社長)
「地元にとってのシンボルであり、サーファーの聖地として愛好家もここに集まってほしいという思いで作りました。日南線のこの地区の風景、すごく車窓がきれいなんですよね。日南線を旅をしながら見ていただきたい」
(伊比井地区 中野利勝自治会長)
「地区の思いとしては非常に嬉しいことです。伊比井駅を覚えていただいて、今後、観光やサーフィンで使っていただいて、いろんな方が利用してくれたらいいと思います」
JR九州では、今回のリニューアルをきっかけに、もっと日南線に興味をもってもらい、地域と観光客などをつなぐ交流拠点になってほしいと話しています。