「ジモ・ミヤ・タビ」キャンペーンを悪用　約60万円をだましとった疑いで３人逮捕

宿泊割引キャンペーンを悪用して現金約60万円をだましとった疑いで、男女3人が逮捕されました。

逮捕されたのは、東京都練馬区の派遣社員　村上浩一容疑者と、宮崎市で宿泊施設を経営する会社の役員　佐藤朋広容疑者、それに宮崎市小戸町の団体職員　高原香織容疑者の合わせて3人です。

警察によりますと、3人は2022年5月、県内の宿泊施設に泊まった旅行客に配布される「ジモ・ミヤ・タビ」キャンペーンのクーポン制度を悪用し、高原容疑者の名前などで架空の宿泊履歴を作り、佐藤容疑者が経営する宿泊施設を通してクーポン約600枚を不正に入手。

その後、当時、村上容疑者が営んでいた宮崎市の運転代行会社で客がクーポンを利用したように見せかけて換金し、現金約60万円をだまし取った詐欺の疑いがもたれています。

警察は3人の認否を明らかにしていません。警察が余罪などについて捜査しています。