プロ野球春季キャンプ 王座奪還目指すオリックス・バファローズ
プロ野球・春季キャンプリポート。18日は、2年ぶりのリーグ制覇・日本一奪還を目指すオリックス・バファローズです。
今年で宮崎キャンプ11回目のオリックス・バファローズ。昨シーズンは、投打がかみ合わずリーグ5位。4年ぶりのBクラスに低迷しました。
チームの立て直しへ、今シーズンから指揮を執るのが岸田護新監督。岸田監督は現役時代、先発やリリーフで活躍。2020年からは、投手コーチとして都城高校出身の山本由伸投手などを育てました。
今年のチームスローガンは『常熱#Bassion』。情熱あふれるプレーで、王座奪還を目指す監督の熱い思いが込められています。
(岸田護新監督)
「今は準備段階なので、選手一人一人どういう準備をしてきて、オフにどんな取り組みをしていたのかを見ながら、どういう風に仕上がっていくのか全体を見ています。常に熱くと書いて「常熱」と打ち出しているのですが、常に最後までしっかり熱い気持ちで戦っていくという意味のスローガンです。素晴らしい環境でできていますし、おいしいものを食べて気候もいいですし、この宮崎で実りあるキャンプになって今年の成績につながるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」
県勢で注目は、宮崎学園出身でプロ4年目の横山楓投手。昨シーズンは、ウエスタンリーグで47試合に登板。セットアッパーとしてリーグ最多の17セーブを挙げました。
しかし、1軍登板はなく、育成契約となった今シーズン、横山投手は支配下選手を目指し、キャンプからアピールしています。
(横山楓投手)
「育成スタートになったので、支配下に上がれるようにアピールしていきます。このクールにブルペンに入って、2月中には試合で投げられるかという状態です。慣れ親しんだ気候ですし、家族や友達などが来てくれるので、そういった声援を背に頑張りたいです。3年間ほとんど1軍で投げられなかったので1軍の舞台でしっかり活躍する、いっぱい試合数を稼ぐのが目標です。今年も一生懸命頑張りますので、応援よろしくお願いします」
2年ぶりのリーグ制覇・日本一奪還へ。オリックス・バファローズの春季キャンプは、3月2日まで宮崎市の清武総合運動公園で行われます。