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3300食分のご飯提供できず 鶴岡市の給食センターで炊飯器故障 代わりに非常食カレーライス

2024年5月21日 18:35
3300食分のご飯提供できず 鶴岡市の給食センターで炊飯器故障 代わりに非常食カレーライス

鶴岡市で21日、小・中学校の給食用のコメを炊飯している事業者の炊飯器が故障し、小・中学校合わせて7校、およそ3300食分のご飯の提供ができなくなりました。あす以降の給食には影響は出ない見通しだということです。

鶴岡市学校給食センターによりますと、午前9時ごろ、市内の小・中学校の給食用にコメを炊飯している市内の事業者の大型炊飯器1台が故障しました。この影響で、市内の小学校4校と中学校3校の児童と生徒、教職員のあわせておよそ3300食分のご飯が提供できませんでした。

おかずは市の学校給食センターで調理していたため通常通り提供されました。
事業者に炊飯と配送を発注している県学校給食会は急遽、ご飯の代わりに災害時に非常食として常温のまま食べられるカレーライスを配送しました。ご飯が提供されなかった鶴岡第三中学校では、行事があった関係で給食の時間を通常よりも早く予定していましたが、非常食のカレーライスの到着が間に合わなかったため、給食の時間を予定よりも遅らせたということです。
県学校給食会によりますと、鶴岡市の学校給食は全校でご飯でしたが、22日と23日はご飯とパンが半数ずつの学校で提供される日となっているため、故障していない炊飯器でご飯の提供が可能だということです。また故障した炊飯器も修理される見込みで23日以降も通常通りご飯が提供できる見通しとしています。