県立新庄北高校と新庄南高校が再来年4月に統合 新たな名前は「新庄志誠館高校」に
新庄市の県立新庄北高校と新庄南高校が統合し、再来年4月に開校する新たな高校の名前について山形県教育委員会は17日、「新庄志誠館高校」に決定したと発表しました。
県議会・文教公安常任委員会で高橋広樹・県教育長が発表しました。
高橋広樹県教育長「公募結果ならびに教育局内での検討を踏まえ新高校の校名は山形県立新庄志誠館高等学校とする」
県立新庄北高と新庄南高の統合は生徒数の減少に伴い再来年の4月の開校に向けて 準備が進められています。県教育委員会ではことし6月1日から1か月の間、新たな校名を募集していて合わせて371件の応募を参考にして校名を決定しました。高橋教育長は〝志誠館〟という校名に込めた願いについて次のように述べました。
高橋広樹県教育長「生徒一人一人が誠の心と高い志を持ち新しい価値創造に挑戦し地域の明るい未来を切り開く人材を育成する学校となるよう期待を込めた」
定員は全日制普通科が120人、探究科が80人、そして定時制が40人で、校舎は新庄北高の建物を使用し、翌2027年から定時制のみ新庄南高の校舎に移転する計画です。
統合に伴い新庄北高最上校は新庄志誠館高の分校に、新庄南高金山校は新庄神室産業高の分校になる計画です。
県立高校をめぐってはこのほか、米沢市の米沢商業高と米沢工業高が統合し、「米沢鶴城高校」として来年4月の開校が予定されています。