山形・鶴岡市で雪下ろし中の70代男性が転落し大けが 19日は気温上昇予想で除雪中事故に注意
18日朝、山形県鶴岡市で雪下ろし作業をしていた70代の男性が屋根から転落し、腕などの骨を折る大けがをしました。19日の山形県内は気温の上昇が予想されていて、県は、除雪中の事故などに注意するよう呼びかけています。
警察と消防によりますと、18日午前8時45分ごろ、鶴岡市大網の77歳の男性が雪下ろし作業中に転落したと近所の人から119番通報がありました。男性は道路上に倒れているところを発見され、病院に搬送されましたが、骨盤と左腕を骨折する大けがをしました。当時、男性は1人で自宅敷地内にある蔵の屋根の雪下ろし作業をしていて、高さ5メートルほどの屋根の上から転落したということです。男性はヘルメットや命綱を付けていませんでした。
19日の山形県内は晴れて気温が高くなる見込みで、屋根の雪がゆるみ、思わぬ落雪に巻き込まれることも予想されます。県は、雪下ろしや除雪作業をする場合は、必要性を十分に検討し、2人以上で作業することや、はしごをしっかり固定するなど、安全対策を取るよう呼びかけています。