展示するクラゲは100種類に 加茂水族館が2026年のリニューアルに向け安全祈願祭
山形県鶴岡市の加茂水族館では展示するクラゲを100種類に増やすなどリニューアルに向けた工事の準備が今、進められています。本格的に工事が始まるのを前に13日、安全祈願祭が開かれました。
クラゲの展示数世界一を誇る加茂水族館は2026年度に計画しているリニュアルオープンに向けた工事の準備が進んでいます。
この日は市や工事を担当する業者らおよそ50人が集まり、安全祈願祭が開かれました。
計画では現在、職員の駐車場となっている土地に新たに3階建ての研究棟を増築します。研究棟にはクラゲの研究所のほかに子どもたち向けにクラゲの学習会など開くレクチャールームや、クラゲの飼育や繁殖の様子を観察できるクラゲバーなどが入ります。また今の本体棟もクラゲの展示を増やす改修工事が行われ、現在のおよそ80種類から100種類に増やす計画です。
加茂水族館奥泉和也館長「私も楽しみです。どんどん新しい取り組みが若手を中心に行うことができるので展示する水槽も大きくなるので見栄えのある展示を追求できるんじゃないかと思っている。張り切って頑張っていきたいので応援よろしくお願いします」
リニューアルにかける工事費はおよそ18億8000万円です。工期は2026年2月27日までの予定で、2025年11月からリニューアルオープンまで休館する予定です。