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ユニフォームを着てサッカーボールを受け止める 加茂水族館で人気のアシカ「なでしこ」が引っ越し

2024年3月12日 17:59
ユニフォームを着てサッカーボールを受け止める 加茂水族館で人気のアシカ「なでしこ」が引っ越し

女子サッカー日本代表のユニフォームを着て鼻でサッカーボールを受け止めるパフォーマンスを披露するアシカ。14年に渡り、鶴岡市の加茂水族館の人気者だったアシカが12日、千葉県の水族館に引っ越しました。

千葉県の水族館鴨川シーワールドに引っ越しをしたカリフォルニアアシカの「なでしこ」です。「なでしこ」は2010年3月に静岡県の水族館「伊豆・三津シーパラダイス」からやってきたメスで14年間、加茂水族館で飼育されてきました。2011年の公募で決まった名前はその年に行われたサッカー女子ワールドカップで優勝した日本代表の愛称「なでしこジャパン」にちなんだものです。
2012年には日本代表の10番のユニフォームを着てアシカショーでも活躍。鼻にサッカーボールを乗せて逆立ちするパフォーマンスで訪れた人を楽しませました。
今回の鴨川シーワールドへの引っ越しは繁殖を目的としたものです。引っ越し先では新しい環境に慣れた後、公開される予定です。

加茂水族館 飼育課香焼慶子主任「寂しくもあり新天地で頑張ってほしいという期待もある。加茂水族館でもすごくかわいらしい子なのでみんなに愛されたアシカだったので同じように鴨川シーワールドでもたくさんのお客さんに愛されてほしい」

なでしこの引っ越しで加茂水族館で飼育されているカリフォルニアアシカは6頭になるということです。