発電事業者は「山形遊佐洋上風力合同会社」 山形・遊佐沖の洋上風力発電
山形県遊佐町沖で進められている洋上風力発電事業について国は24日、発電事業者を「山形遊佐洋上風力合同会社」に選定したと発表しました。
経済産業省と国土交通省は24日、遊佐町沖の発電事業者を「山形遊佐洋上風力合同会社」に選定したと発表しました。この合同会社は、丸紅、関西電力、英国「BP IotaHoldings」、東京瓦斯と、地元の建設業の丸高によるものです。
事業計画では、着床式の洋上風力発電でスペインに本拠地を置く「シーメンス・ガメサ」製の1万5千キロワットの能力を持つ発電設備30基で、合わせて45万キロワットの発電能力を持つ洋上風力発電が建設されます。運転開始時期は、2030年6月を予定しています。
遊佐町沖の風力発電事業を巡っては去年10月、再エネ海域利用法に基づく「促進区域」に指定され発電事業者の選定が行われていました。