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月山の麓で取れる小麦の畑や製粉工場を東京や神奈川のシェフらが見学 「安心感がある」

2024年6月10日 17:35
月山の麓で取れる小麦の畑や製粉工場を東京や神奈川のシェフらが見学 「安心感がある」

月山の麓で取れた小麦「ゆきちから」を使って、パン作りを行っている首都圏のシェフが10日、鶴岡市の畑を見学しました。

収穫直前の小麦が心地よい高原の風になびき茶色く色づき始めています。月山の麓・鶴岡市羽黒町で栽培されているのは「ゆきちから」という品種の小麦です。
目の前の広大な土地はかつて耕作放棄地でした。地元の農家などが4年前、月山高原農地委員会を設立、収穫した小麦を使って、「月山の粉雪」という小麦粉を去年から販売しています。
この日はこの小麦粉を使ってパン作りをしている東京や神奈川のシェフが現地見学に訪れました。小麦畑や低温倉庫の他、石臼で小麦を挽く製粉工場を見て回り、小麦粉の製造過程を学んでいました。

セテュヌ ボンニティー有形 泰輔シェフ「ひき方がすごく特徴的なので香りや甘みが出やすいのかな。保管もすごくいい環境でしているのでいい要因になっているんだろうなと思った」
:モアザン・ベーカリー神林 慎吾シェフ「小麦の価格がすごく上がってシェフの仕事もかなり大変なところがあるが、消費者も国産を使うと安心感もあるしおいしさもあるので本当に可能性とチャンスが国産小麦に関しては感じているし、山形でこれだけおいしいものを作ってもらう環境が僕らにとってすごくありがたい」

月山高原農地委員会ではことし、「ゆきちから」を使ったそうめんを作るなど小麦の新たな活用方法を模索しています。

月山高原農地委員会事務局岡部 勝彦事務局長「まだまだ耕作放棄地になりそうな土地はあるので継続して農地を再生できるような形、そのためには消費は大切なので促進しながら継続できる農業を進めていきたい」

今シーズンの収穫は6月下旬から始まる見込みです。