山形・山寺伝統の山王祭 男神が子ども神を追い立て走る「けんかみこし」勇壮に
みこしを担いだ男たちが門前町を駆け抜ける「山王祭」が17日、山形市の山寺で行われ、勇壮な「けんかみこし」が披露されました。
山形市の山寺日枝神社の「山王祭」は毎年5月17日に行われています。山寺の門前町に白装束の男性が繰り出しました。そして、男の神を表す「雄鶏」、女神の「雌鶏」、それに子どもの神「卵」の合わせて3基のみこしを担ぎ、通りを練り歩きました。
担ぎ手「みこしは300キロ重いですね」
そして、みこしを激しく揺らすことで陣痛を表現する「みこし振り」を披露。これを見ると女性は安産に恵まれるとされています。続いて、威勢のよい掛け声とともに「雄鶏」が「卵」の自立を願いを追い立て走る、「けんかみこし」が、繰り広げられました。
担ぎ手「たまごなので追われるときに走らないといけないのが大変。肩はタオルを入れて担ぐときに痛いので分厚くなっている痛みは大丈夫」
見分客3人組「びっくりした担いだま後ろに下がっていくところが」「迫力がすごかった」「こんな狭いところを目の前を通っていくなんてびっくり」子ども「すごかった」
訪れた人たちは山寺の麓を駆け抜ける勇壮なみこしに見入っていました。