「より豊かな人間性を養いたい」山形大学で入学式 2300人が新たな学生生活に
山形大学の入学式が4日山形市で行われ、大学院生を含むおよそ2300人が新たな学生生活をスタートしました。
山形大学の入学式は、学部ごとに午前と午後の2回に分けて行われました。このうち、医学部と工学部の入学式でははじめに、玉手英利学長が「多くのことを学び、世の中を変える新たな知識や技術を生み出すことに期待する」と歓迎の言葉を贈りました。その後、新入生を代表して工学部の石原慎之介さんが宣誓の言葉を述べました。
山形大工学部情報・エレクトロニクス学科石原慎之介さん「深く専門的な学術の研究を通じて、より豊かな人間性を養い、学問・文化の向上に努めることをここに誓います」
山形大学によりますと、大学院を含むことしの入学者数は2360人で、大学院などを除くと1769人になります。このうち、県内出身の学生は412人でおよそ23%となっています。一方、県外出身の学生は1330人と75パーセントに上っています。
新入生に大学で頑張りたいことや将来の展望について聞きました。
工学部(県内出身)「山形大学は有機材料の研究が強いことを知って志望したので、2年生から研究できるように勉強して進学できるように頑張りたい」
医学部看護学科(青森出身)「患者や家族に寄り添える助産師と看護師になりたい」
医学部看護学科(宮城出身)「救急にいきたいと思っているので臨機応変に対応できる看護師になりたい」
工学部(新潟出身)「化粧品について勉強したくてここにした」
工学部(宮城出身)「エネルギー関連の研究職に就けたらいい」
一方、山形での生活で楽しみにしていることは?
農学部(兵庫県出身)「兵庫には雪がないので雪を楽しみにしている。スキーとかやってみたい」
工学部(宮城出身)「飲食店が多いこととラーメンが好きなので店をいっぱい回りたい」母親「大学の近くにもラーメン店があるので楽しみにしていた」娘「しょうゆラーメンが好き」
新しい学生生活に胸を躍らせているようでした。