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「変わっていく自分を楽しんで」 東北芸工大で入学式 640人が希望を胸に式に臨む

2024年4月4日 18:37
「変わっていく自分を楽しんで」 東北芸工大で入学式 640人が希望を胸に式に臨む

山形市の東北芸術工科大学で4日、入学式が行われました。デザイナーや芸術家を目指す640人が、新たな学生生活をスタートさせました

この春、東北芸術工科大学へ入学したのは、学部生と大学院生合わせて640人です。入学式では、中山ダイスケ学長が激励の言葉を贈りました。

東北芸術工科大学中山ダイスケ学長「ここには、自分とは違う変わった人間がたくさん集まっている。自分を閉ざさないで、変わっていく自分を楽しむことが出来たなら、その時あなたという個性を獲得できる」

続いて、新入生の代表が抱負を述べました。

芸術学部・歴史遺産学科の菅野まみさん「学科を越えた仲間と親交を深め、それぞれのアイデアを交換したり、地域の人々との交流を深めることで、人々を幸せにするアートやデザインの本質を追求したいと思う」

入学式では、5年ぶりに保護者も会場入りし、新入生の晴れ姿を見届けました。

中山悠アナウンサー「芸工大の新入生の皆さんにキャンパスライフ、楽しみなことを聞いていきます」

プロダクトデザイン学科山下絢平さん(宮城県)「地域と結びついた授業が楽しみ。地域の子どもたちと関わり合って行う授業があるので、子どもたちとデザインを通じて関わり合えたらと思う」
グラフィックデザイン学科「グラフィックのイベントが楽しみ!」
グラフィックデザイン学科成毛翠星さん(埼玉県出身)「ハロウィンとか、クリスマスとか、運動会とかいろいろあるみたいなのでそれが楽しみです」(いまの目標は?)「カリスマデザイナーになりたい。世界中を飛び回って世界に名を轟かせようと思う」

グラフィックデザイン学科のこの5人は、入学前のオリエンテーションで仲良くなったそうです。県外出身者の3人に県内出身の2人が、山形の良いところをアピールしていました。

清水桜音さん(県内出身)「とにかく人がやさしい。お店の人もみんな丁寧で、こっちがにこやかに話しかけると、にこやかに返してくれるからそれを楽しんでほしい」
三浦香凛さん(県内出身)「自然に触れ合いながらいろんなところに行ってみて欲しい」

ことしの新入生のうち、県内出身者は26.6%で、次いで宮城県出身者が、23.4%、東北6県の出身者は、全体の7割を占めているということです。

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