今シーズンの山形県内は記録的な暖冬となっています。山形市では2月の平均気温が3度となり、過去最高を更新しました。

山形地方気象台によりますと、県内は2月の平均気温が山形と酒田、それに新庄の各市で過去最高を更新しました。このうち山形市は3度で、平年を2.6度上回り2月の記録が残る1890年以降、最も高くなりました。また、酒田では4.3度、新庄では2度などと同じく過去最高を更新しました。
こうした記録的な暖冬を県民はどう感じたのでしょうか？

「これが山形の2月なのかなと思った」
「子どもが寒暖差で風邪引きやすかった。調整するのが難しいと思った」
「朝学校に行くときは寒くてジャンパーを着ていくが、学校終わって外出るとすごい暑かった」

一方で暖かい日が多いことでこんなメリットも。

「我々暖かいほうが過ごしやすかった。雪の多い山形より雪がないほうが私としては良かった」
「雪かきの必要がなくて楽に過ごせた」
「公園でサッカーの練習をいっぱいできた」

これから先の気象状況を心配する声も聞かれました。

「夏の暑さ対策の方が心配。梅雨明けからすごく暑くなる気もするので」

仙台管区気象台では今年6月から8月までの東北地方の気温は、平年より高くなる確率が50％平年並みの確率は30％などと予想しています。