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暖冬・雪不足で新庄市民スキー場2週間以上早く営業終了 営業日数は昨シーズンの1/3

2024年3月1日 17:23
暖冬・雪不足で新庄市民スキー場2週間以上早く営業終了 営業日数は昨シーズンの1/3

暖冬は山形県内のスキー場にも影響を与えています。新庄市のスキー場では雪不足のため当初の予定より2週間以上前倒しで今シーズンの営業を終了しました。

1日午後撮影した新庄市の「新庄市民スキー場」の様子です。ゲレンデには地肌が見えている箇所が多くみられました。昨シーズンのゲレンデの様子と比べると今シーズンの積雪は昨シーズンの3分の1以下だったといいます。

新庄市民スキー場三原哲也さん「去年の2月末で積雪は 140センチぐらいはありました。 ことしは積雪はかなり少なかったので大変だった」

こちらのスキー場では当初、今シーズンは2月いっぱいまでの営業を予定していましたが、暖冬による雪不足のため、およそ2週間早い2月14日に営業を終了しました。
昨シーズンは12月下旬から2月下旬まで65日間営業しましたが、今シーズンはオープンが1か月ほど遅れた1月下旬からで、営業日は19日間と3分の1ほどにとどまりました。今シーズンの入場者数は昨シーズンと比べておよそ5分の1にまで落ち込みました。

三原さん「雪が降らなくて営業できないことほど大変なことはないと痛感したので、来シーズンからは余るくらいの雪を期待して待ちたい」

新庄市民スキー場では海外からの利用客も増えてきているといい、関係者からは来シーズンの安定した積雪を期待する声が聞かれましたが、天候に左右される状況に有効な対策はなく、頭を悩ませていました。