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山形市長「土地地権者との合意近づいている」 山形駅前に整備予定の「日本一の観光案内所」めぐり

2024年5月30日 20:10
山形市長「土地地権者との合意近づいている」 山形駅前に整備予定の「日本一の観光案内所」めぐり

山形市がJR山形駅前への整備を検討している「日本一の観光案内所」をめぐり、佐藤孝弘市長は30日、整備を想定している土地の地権者との協議が合意に近づいていると明らかにしました。市はオープンの時期を2027年度以降と見込んでいます。

山形市の佐藤孝弘市長は30日の定例会見で、JR山形駅東口前の「旧山形ビブレ」跡地一帯の再開発事業について、進捗状況を明らかにしました。

佐藤孝弘山形市長「地権者の皆さんともコミュニケーションを取りながら進めていて、概ね(合意に向けた)方向に近づいているが、まだ最終合意には至っていない」

山形市は山形駅前の再開発の目玉として、「旧山形ビブレ」の跡地に「日本一の観光案内所」の整備を目指しています。
市が公開した基本構想の素案によりますと、整備は「旧山形ビブレ」跡地のほか、JR山形駅を含めた一体的なものとする予定です。
「日本一の観光案内所」は観光地としても楽しめる施設とする方針で、山形駅の改札前や「東西自由通路」では市町村情報の発信やイベントの開催を行う方針です。

佐藤孝弘山形市長「(駅前に)ペデストリアンデッキがせっかくあるので、それとつながった形で山形駅の改札を出た人がそのまま自然な形で(日本一の観光案内所に)向かえるようにするのが一番いい」

さらに、山形駅周辺にあるJRや県の既存の「観光案内所」とも連携した取り組みを行う考えです。

佐藤孝弘山形市長「JRの観光案内所や霞城セントラルにも(県の)観光案内機能があるので、それを一体として見ながら満足したものにしたい」

山形市は「日本一の観光案内所」について、オープンを2027年度以降と見込んでいて、基本構想をことし中に公表する予定です。