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「米沢織」をPR 米沢市議会で恒例の「きもの議会」 議員に市長、職員らが和装

2024年2月26日 17:35
「米沢織」をPR 米沢市議会で恒例の「きもの議会」 議員に市長、職員らが和装

山形県米沢市で26日、伝統産業の米沢織をPRしようと市議会議員らが米沢織の和服姿で議会に出席する恒例の「きもの議会」が開かれました。

ことしで46回目を迎える「きもの議会」は、米沢市の伝統産業の一つ米沢織をPRしようと、市議会を上げて行っているものです。毎年3月議会の初日に行われていて、米沢織のメーカーなどでつくる組合が着物の貸し出しと着付けに協力しています。
24日は、24人の市議会議員のほか、近藤洋介市長や市の職員合わせておよそ50人が「きもの」を着用。男性は紺や緑の羽織袴姿に、女性は花柄などをあしらった色鮮やかな和装で議会に臨みました。

米沢市議会 相田克平議長「米沢のものづくりの基盤は米沢織が築いてくれたものという認識。市民のみなさんの生活向上のために産業振興を働きかけていきたい」

このうち、去年11月の選挙で初当選した近藤市長は初めて体験する「きもの議会」となりました。

近藤洋介米沢市長「和装を着ると気持ちが引き締まる。着物を着こなすことを通じて県外の人にも米織の良さをPRできるような市長になりたい」

米沢市の3月議会は3月22日まで開かれる予定で、新年度の予算案などについて審議されます。