大蔵村肘折314センチ 山形市も平年の倍の積雪 寒波峠越えも雪害事故に注意
今季最強とされる寒波は峠を越えたものの、山形県内は11日も厳しい寒さとなる見込みです。今週半ば以降、気温が高くなると予想され、屋根からの雪下ろしなど除雪作業中の事故に注意が必要です。
寒波のピークは過ぎましたが、各地で積雪が増えています。10日観測された各地の最も多い積雪は大蔵村肘折で3メートル14センチ、西川町大井沢で3メートル13センチ、小国で2メートル19センチとなっています。このうち、積雪が平年の2倍の58センチとなった山形市では除雪作業に追われる人の姿がみられました。
男性「朝の雪の量がだいぶこたえるものがあった。午前中いっぱいは雪かきかなと」
女性「降りましたね。大きい寒波が終わっても降り続くので雪かきの頑張りどころ」
男性「雪かきをやることで足腰が強くなる。そう考えないとやってらんない」
一方、大雪の影響により福島ー新庄駅の間で運転見合わせが続いていた山形新幹線は10日午前7時ごろ、3日ぶりに運転を再開しました。山形新幹線は11日正午ごろまで遅れや運休が発生する場合があるということです。また、在来線の米坂線の一部区間、フラワー長井線は全線で引き続き11日も運転を見合わせます。