インフルエンザの患者数 山形県内前週の1.7倍 感染が拡大 早めのワクチン接種を
インフルエンザの患者数が山形県内で増加しています。県の最新の調査では、流行期に入った前の週のおよそ1.7倍となり、感染が拡大しています。
県衛生研究所によりますと、11月18日から24日までの1週間で県内43の定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は243人で、前の週より102人増えました。1医療機関当たりの患者数は5.65人で2週連続で流行期の目安とされる1人を上回っています。特に置賜保健所管内では患者数が146人、1医療機関当たりの患者数が18.25人で注意報レベルが続いています。患者の85%以上が20歳未満で若年層を中心に流行しています。
感染予防対策として、県衛生研究所は、重症化を防ぐワクチンを希望者は早めに接種することのほか、手洗いや室内の十分な換気などを呼びかけています。
最終更新日:2024年11月27日 19:51