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山形市と上山市でキノコ採り遭難相次ぐ 72歳の男性が死亡 74歳の男性が心肺停止

2024年10月8日 18:08
山形市と上山市でキノコ採り遭難相次ぐ 72歳の男性が死亡 74歳の男性が心肺停止

山形県内では上山市と山形市の山中にキノコ採りで入ったまま行方不明となる遭難が相次いで発生しました。8日朝から捜索が続けられた結果、これまでに1人が心肺停止で見つかり、もう一人は発見後に死亡が確認されました。

心肺停止の状態で発見されたのは山形市蔵王成沢の農業・須田喜寛さん(74)です。
警察の調べによりますと須田さんは7日午前6時ごろ、家族に「キノコ採りに行く」と告げて軽トラックで出掛けたまま日没後も帰宅せず、警察と消防が8日朝早くから捜索を行っていました。そしてきょう午前11時55分ごろ、捜索隊が上山市小穴の山中に倒れている須田さんを発見しました。警察によりますと、発見時、須田さんは心肺停止の状態でした。須田さんに目立った外傷はないということです。
一方、家族に「キノコ採りに行く」といって出かけ、山形市山寺の山中に入ったまま行方が分からなくなっていた山形市新開1丁目の無職・古川敏夫さん(72)は8日午後2時過ぎ、捜索隊に発見されました。古川さんは沢の水に入った状態で見つかったということで、意識が無い状態で、病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。