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LGBTの支援団体 鶴岡市に啓発活動の拡充や専門相談窓口の設置など求める要望書提出

2024年5月1日 18:12
LGBTの支援団体 鶴岡市に啓発活動の拡充や専門相談窓口の設置など求める要望書提出

性的少数者、いわゆるLGBTなどの人たちを支援する団体が30日、鶴岡市に対し、差別のない多様な性を認め合う社会の実現を求める要望書を提出しました。

要望活動を行ったのは、主に庄内地域で性的少数者いわゆるLGBTなどの人たちを支援する団体「虹をかける会」です。会の共同代表の斎藤直美さんらメンバー4人が鶴岡市の皆川治市長に要望書を手渡しました。
要望書では、差別のない多様な性を認め合う共生社会の実現に向け、多様な家族の在り方を認めるための支援や啓発活動の拡充、専門の相談窓口の設置などを求めています。
懇談の中でメンバーは、差別を解消していくために行政や教育現場でのスピード感のある取り組みが必要だと訴えました。

虹をかける会共同代表・渡部香織さん「差別を受けて、今の若い性的マイノリティの子たちはみな内に籠って自ら命を絶ってしまう若い命をなくしたくない」

要望に対し皆川市長は「県ともよく連携し、出来ることを取り組んで行かなければならない」と語りました。