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高畠商工会の30代男性職員が230万円着服 「出納印」を無断で伝票に押し現金引き出す

2024年3月25日 18:25
高畠商工会の30代男性職員が230万円着服 「出納印」を無断で伝票に押し現金引き出す

山形県の高畠町商工会の30代の男性職員が、労働保険の銀行口座などから合わせておよそ230万円を着服していたことが分かりました。

着服していたのは総務部の30代の男性主事で、会員から事務を委託されていた保険手続きの業務を担当していました。
高畠町商工会によりますと、男性主事はおととし8月からことし1月までのおよそ1年半にわたって、本来は事務局長が押す「出納印」を無断で出金伝票に押し、銀行の窓口で現金を引き出していました。
労働保険や火災保険の口座のほか、高畠町の飲食店で作る振興会の口座からも現金を引き出していて、合わせておよそ「230万円」を着服していました。出納印は、業務時間中は事務局長の机の上に置かれていて、男性主事は内部の聞き取りに対し、「人目に付かない状況を見計らってはんこを押した」と着服を認めている一方、使い道については答えなかったということです。
商工会は男性主事を懲戒解雇していて、すでに全額が返済されていることから刑事告訴はしない方針です。

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