【啓蟄】春への準備 木を虫から守る「マツの胴巻き」外される 山形・鶴岡公園
5日は二十四節気の1つ、啓蟄です。鶴岡公園では、冬の間、マツの幹に巻かれていた「胴巻き」を外す作業が行われました。
二十四節気の1つ、「啓蟄」は冬ごもりをしていた虫たちが顔を出すころとされています。
ここ、鶴岡公園では、冬の間稲ワラで編んだ幅約50センチのコモをマツに巻くことで害虫をおびき寄せて木を守る「胴巻き」を、毎年この時期に外し、害虫を取り除いています。
5日は市から委託を受けたシルバー人材センターの会員たちが園内の約80本のマツに巻かれていた胴巻きを取り外す作業に当たりました。
鶴岡市都市計画課後藤勝志さん「きょうは幸い天気も良くて作業ははかどっている。これから花見のシーズンになる安全に皆さんにお越しいただけるように環境整備をしていきたい」
山形地方気象台によりますと県内は高気圧に覆われていますが、気圧の谷や寒気の影響で各地で曇りとなっています。夜は雪の降るところが多くなる見込みです。