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伝統の人形芝居「米倉人形三番叟」の出前授業 地元の児童が操作など体験 山梨・笛吹市

2024年12月9日 18:59
伝統の人形芝居「米倉人形三番叟」の出前授業 地元の児童が操作など体験 山梨・笛吹市

 江戸時代から伝わる人形芝居「米倉人形三番叟」の保存会が9日、笛吹市の小学校で出前授業を行い、地元の児童が人形の操作などを体験しました。

 出前授業が行われたのは笛吹市の八代小学校で、6年生約70人が参加しました。

 「米倉人形三番叟」は笛吹市八代町米倉区に江戸時代から伝わる伝統の人形芝居で、長寿や五穀豊穣、天下泰平の願いが込められます。

 出前授業では米倉人形芝居保存会のメンバーが人形劇を披露したほか、児童も人形の操作や楽器の演奏を体験しました。

参加した児童は
「人形の操作や名前など勉強できました。そういう楽器などを触れたことがなかったので、楽器の演奏なども興味を持てた」「笛吹市の文化についてよく知らなかったので、こういう機会で勉強できてよかった。人形の操作が難しかったし楽器の叩きかたも難しかったです」

米倉人形芝居保存会 横瀬公夫 座長
「地域でも知らない人が大勢いるということで、一番身近なところが小学校じゃないかと思う。人形でも楽器でも興味深く思ってくれたんじゃないかと思う」

 保存会は地域の伝統を後世に伝えられるよう、上演の機会を増やしていきたいとしています。

最終更新日:2024年12月9日 18:59
    山梨放送