農業経営の課題解決へ 新規就農者を対象にした交流会 山梨県
新しく農業経営を始めた県内農家の交流会が17日、笛吹市内で開かれました。
交流会は、新規就農者らが気軽に意見を交わし、安定した経営に役立ててもらおうと県が企画しました。
県によりますと、県内の新規就農者は2010年には185人だったのが、2022年には331人と2倍近くに増えたといいます。
交流会では、7年前に甲州市などでブドウ栽培を始めた三浦尚志さんが講演を行い、販路拡大のためふるさと納税の返礼品利用することや、ブランド力向上への取り組みについて紹介しました。
また、グループディスカッションでは「地域のつながり」や「将来の目標」などをテーマに意見を交わしました。
県は交流会を通じ「新規就農者の横のつながりをつくって、農業の課題解決のヒントを得てもらいたい」としています。