21歳の陸自隊員を懲戒免職 「金がほしかった」同僚のキャッシュカード盗み現金引き出す 北富士駐屯地 山梨県
陸上自衛隊北富士駐屯地の21歳の自衛隊員が同僚の隊員の財布からキャッシュカードを盗み、現金17万円あまりを引き出したとして8日、懲戒免職処分となりました。
懲戒免職となったのは北富士駐屯地東部方面特科連隊の21歳の男性陸士長です。
北富士駐屯地によりますと、陸士長は去年5月と7月の2回にわたり、駐屯地内で同僚の隊員の財布からキャッシュカードを盗み、口座から現金計17万7千円を引き出しました。
陸士長は以前、被害にあった同僚の隊員から借金をした際、キャッシュカードの暗証番号を聞いていたということです。
聞き取りに対し、陸士長は事実関係を認め「金がほしかった」と話しているということです。
北富士駐屯地東部方面特科連隊の水越洋光隊長は「このような規律違反が発生したのは誠に遺憾。今後はこれまで以上に指導・教育を徹底し、再発防止に努める所存です」とコメントしています。