甲府が大会記録で史上初5連覇 全中継所でトップ譲らず 山梨県一周駅伝
初冬の甲斐路をたすきでつなぐ山梨県一周駅伝が3日、最終日を迎え、大会新記録で初日首位に立った甲府市がトップをキープし、史上初の5連覇(大会中止を挟む)を達成しました。
60回目を迎えた県一周駅伝の2日目は、午前8時に富士吉田市役所で号砲。地域の代表18チームが、山日YBS本社までの10区間88.5kmを走り、たすきをつなぎました。
初日10区間のうち5区間で区間賞を獲得した甲府市は、2日目も10区間のうち4区間で区間賞。今大会は全中継所でトップをキープし、史上初の5連覇を達成。167.9kmの総合タイムは9時間2分ジャストで、160km以上のコースに設定されてからの最高記録に(これまでは167.8kmで行われた2016年の9時間9分10秒)。これまでより0.1km長くなった2日目単独のタイムも3分近く縮め、初日に続き大会記録となりました。
甲府市 上林敬洋監督
「『全員駅伝』…とにかく全員で駅伝をして絶対優勝するという強い思いがあった。本当に優勝できてうれしい。みんなで声を掛け合いながら練習してきた成果が出た。チームをしっかり作って来年に向けて戦いたい」
このほか、南都留が2年連続の準優勝。3位には初日から順位を1つ上げた南アルプス市Aが入りました。
【総合成績上位】
1位 甲府市
9時間02分00秒
2位 南都留
9時間11分16秒
3位 南アルプス市A
9時間17分42秒
4位 甲斐市A
9時間22分01秒
5位 笛吹市A
9時間38分08秒