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甲府がACL初黒星 敵地で完封負け 山梨県

2023年10月25日 20:58
甲府がACL初黒星 敵地で完封負け 山梨県
サッカーのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に初参戦しているヴァンフォーレ甲府は25日、東地区グループステージ第3節として、アウェーで浙江FC(中国)と対戦。0-2で敗れ、ACL3戦目で初黒星を喫しました。通算成績は1勝1分け1敗。

今大会2戦無失点の甲府でしたが、前半9分にコーナーキックを頭で合わされ、先制を許します。

甲府は前半34分、DF小林岩魚がFWピーター・ウタカにスルーパス。ディフェンスラインの裏に抜け出し、相手GKと1対1の絶好機を迎えますが、GKのセーブに阻まれます。41分にもMF鳥海芳樹のクロスにウタカが頭で合わせますが、枠の外。前半アディショナルタイムにも鳥海がゴールに迫りますが、シュートは枠をそれます。

甲府は後半開始からFWクリスティアーノを投入。5分には在籍21年目のDF山本英臣がACL初出場を果たします。

しかし、後半14分にも失点。前節決勝点のMF長谷川元希やアカデミー出身で19歳のFW内藤大和らをピッチに送ります。

甲府は後半36分、主将のDF関口正大がミドルシュートを放ちますが、ゴールポストに弾かれます。38分の内藤のヘディングシュートはGKの正面に。39分のクリスティアーノのシュートはGKに弾かれました。40分には関口のクロスから内藤がダイレクトボレーを、44分にもクリスティアーノが強烈なシュートを放ちますが、いずれも枠を外れます。ラストプレーは長谷川がフリーキックで直接ゴールを狙いましたが、またもGKに阻まれました。

終盤に怒涛の攻撃を見せた甲府でしたが、最後までゴールネットを揺らせませんでした。

次節は11月8日、東京・国立競技場をホームに、再び浙江FCと対戦します。
山梨放送