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「一戦必勝の気持ちを崩さずに」前回大会王者 山梨学院がセンバツへ決意

2024年1月26日 19:38
「一戦必勝の気持ちを崩さずに」前回大会王者 山梨学院がセンバツへ決意
3年連続7回目の出場決まる
3年連続7回目となる選抜高校野球大会(センバツ)出場が決まった山梨学院ナインは26日、吉報に満面の笑みを見せました。

出場校の発表はライブ配信で行われ、「山梨学院」の校名が呼ばれると、学校で見守った選手や関係者が拍手しながら喜びを表しました。

吉田洸二監督

「後輩が全員で優勝旗を返しに行くことは、3年生に対しても感謝を表すことができるのではないか。2連覇はめちゃくちゃしたい。だが(連覇)するためには優勝したことを忘れないと、新しいものは入ってこない。少しでも忘れて目の前の試合に全力で臨めるような試合ができればいい」

中原義虎主将

「全国のチームがチャレンジャーという気持ちを持っていると思うが、優勝まで届いたチャレンジャーの気持ちは、自分たちが一番知っている。2連覇できるのは自分たちだけと言ってくれる人は多いが、一戦必勝の気持ちを崩さずにやっていきたい」

山梨学院は昨秋の関東大会で連覇こそ逃したものの準優勝に。延長2試合、1点差2試合と度重なる大接戦を制してセンバツ出場を手繰り寄せました。

そんな粘り強さを支えるのが甲西中出身のエース・櫻田隆誠投手(2年)。制球力を武器に、関東大会全4試合に登板。1回戦と準々決勝ではいずれも11回完投し、センバツ切符獲得の立役者となりました。

櫻田投手

「指示通りに投げられるコントロールや緩急をつけた投球(が特長)。楽しんで、結果が出せるように頑張りたい」

野手では忍野中出身の黒澤后琉外野手(2年)が俊足を生かし、1番・センターとしてチームを引っ張ります。

黒澤選手

「自分には足しかない。盗塁や守備範囲の広さを見せられたらいい」

前回王者でありながら、常に自らをチャレンジャーと位置付ける山梨学院ナイン。勝機を「接戦」に見出します。

吉田監督

「接戦に持ち込めたら、持っている力以上のものが出せる学年。うちを支えてくださる方、応援してくださる方にちょっとドキドキしてもらえるような試合ができたら」

中原主将
「まずは1勝を目指し、少しでも先輩方の姿に近づけたらいい」

大会は3月8日に組み合わせ抽選が行われ、18日に開幕します。

山梨放送