センバツ王者・山梨学院 秋季関東決勝進出

栃木県で開催されている秋季関東高校野球大会は28日、準決勝が行われ、前回王者で今春の選抜高校野球大会（センバツ）を制した山梨学院（山梨1位）は健大高崎（群馬1位）と対戦。3-2で逆転勝利を収め、来春のセンバツ出場がより確実となりました。

山梨学院は3回表、2死から9番・針尾泰地（2年）が3塁打。続く黒澤后琉（2年）がレフト前にタイムリーを放ち、先制します。

しかし、その裏に先発の津島悠翔（1年）がつかまり、2死満塁のピンチを迎えると、今大会2試合連続11イニング完投勝利を収めた櫻田隆誠（2年）にリリーフ。しかし、センター前にタイムリーを浴び、1-2と逆転されます。

それでも山梨学院は7回表、2死2塁とすると、8番・櫻田がタイムリーツーベースを放ち、同点とします。続く針尾もレフト前にヒットを放つと、相手のエラーの間にランナーが生還し、逆転に成功しました。

2連覇を懸けた決勝は29日に行われ、準々決勝で帝京第三（山梨2位）を破った作新学院（栃木1位）と対戦します。