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他クラブサポーターもACL甲府初勝利を後押し 山梨県

2023年10月5日 19:43
他クラブサポーターもACL甲府初勝利を後押し 山梨県
サッカーのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でヴァンフォーレ甲府が初勝利を収めた4日の東京・国立競技場には、雨模様にもかかわらず、1万人を超える観客が集結。甲府のみならず、Jリーグの他クラブのサポーターも声援を送り、歴史的一勝を後押ししました。

篠田善之監督は「甲府が国立(競技場)でACLを戦うということで、違うチームのサポーターが来てくれたのは本当に心強かった。日本を代表してACLに参加している以上、下手なゲームはできない。その責任感と誇りを持ち、きょうは(結果で)示そうと思った」と語っています。

途中出場から後半45分に決勝点となる先制ゴールを挙げたMF長谷川元希選手も「今まで見たことのない光景のゴール裏だった。天皇杯以上の声援を感じたので、すごく力になった」と振り返ります。

東地区グループステージ第2節、ブリーラム・ユナイテッド(タイ)との試合は1-0。2年連続国内3冠の強豪を相手に、甲府はACL2戦目にして初の勝ち点3を獲得。J2勢として初勝利を飾りました。

試合後はサポーターたちが応援するクラブの垣根を越えてハイタッチするなど、甲府の偉業を祝いました。

J2岡山サポーター
「J2の力がきょうの試合で世界に見せられたかなと思う」

J3松本サポーター
「尊敬しているし、いつかわれわれも同じ土俵で戦えるようになりたいと思う」

甲府サポーター
「決勝トーナメント(進出)が現実味を帯びてきたので、実力でアジアを取るぐらいの気持ちで応援したい」

甲府は1勝1分けで勝ち点4とし、グループHで4チーム中2位。無条件で決勝トーナメント進出となる1位とは勝ち点で並んでいます。

ACLの次節は25日、アウェーで浙江FC(中国)と対戦。甲府の次の試合はJ2リーグで、8日にアウェーで首位・町田に挑みます。

山梨放送